【2024年版】医師国試後のやることリスト
はじめに
第118回医師国家試験を受験された皆様お疲れさまでした!
国試後すべきことの1番目は羽を伸ばしてよく遊び、よく休むことです
これは大前提として、4月までの就職までの間にやるべきことを時期ごとに分けて説明していきます。
大体の方はされていると思いますが、自己採点まではしておきましょう。。
後で実は受かってたとなると、準備が全て後手後手になっていきます。
- 国家試験後~初期研修を控えている方
- 国家試験後にやるべき手続きが分からない方
- 国家試験後の流れ
- 国家試験後~合格発表~引越し~初期研修開始までの時期別のするべきこと
国試後~合格発表日まで
- 物件探し(病院寮の人除く)
- 引っ越し日・業者を決める
- 退去予定があることを現管理会社に告げる
- 物品整理を行う
- 医師免許申請用の書類を準備する
物件探し
病院寮がある場合は寮に入居するのがお勧めです。
ローテーションの科によっては呼び出しのある診療科もあるため、寮がない場合も病院の近く、または交通の便が良い所に住むことをお勧めします。
可能であれば内見もしておきましょう。
研修病院によっては夜間帯の病棟患者の対応は研修医1stのところもあります。
近場の方が無難でしょう。
引越日・業者を決める
単身者用のプランで調べましょう。料金を一括検索できるサイトがお勧めです。
地域で違うと思いますので、必ず相場は確認しておきましょう。
退去予定を告げる
引越しの予定が出来た段階で早めに管理会社には申告しておきましょう。
期限が決まっているところもあります。
その後の入居者の募集にも関わりますので早めにアバウトな日程だけでも伝えておきましょう。
物品整理を行う
家具については引越し先に持って行くか、この機会に買い替えを検討されてみても良いと思います。
不用品についてはフリマサイトに出品されても良いと思います。
すぐには売れないことも多いので不要なものは目星をつけて早めに出品しておきましょう。
家電等の大型のものはジモティーやセカンドストリート等で売却しても良いと思います。
買い替えを検討の場合は新生活セールを利用するのがお勧めです。
Amazonでは2023年は3月2日~6日に新生活セールが実施されました。今年も恐らくあると思います。
医師免許申請用の書類を準備する
準備すべきものとしては下記の5つがあります。
万一のこともあるので、収入印紙は合格発表後の準備でよいでしょう。
- 医師免許申請書
- 医師の診断書(どこの病院でも可)
- 登録済証明書用はがき
- 住民票の写し
- 収入印紙 6万円分(合格発表後でよい)
意外と時間がかかります。
早めに準備をしておきましょう。
合格発表~引越しまで
- 合格したことを就職先病院に報告する
- 収入印紙6万円分を購入し、住民票のある保健所で医籍登録申請を行う
- 電気・ガス・水道・ネットの引越し手続き
- 郵便局への転送手続き
- 転出届を出す
合格の報告を就職先に行う
連絡をくださいと言われることが多いと思いますが、なかった場合も自分から合格した報告を行うようにしましょう。最優先事項です。
印象にも関わります。
発表日のうちにメールなり電話なりで報告を行っておきましょう。
医籍登録申請
収入印紙6万円分を購入し、準備した必要書類をもって自分の住民票のある保健所で医籍登録を行います。
自分の時は地元の郵便局に6万円の印紙の在庫が無くて、2万円×3枚で送りました。
何に使うのかと聞かれました(笑)
確かに中々で出ない額ですよね。
各種インフラの引越し手続き
各種インフラの引越し手続きも忘れずに行っておきましょう。
この際に料金や会社自体を見直してみるのも良いかもしれません。
基本的には『経済圏』で固めるのがお勧めです。
経済圏って何?という方は下記記事も参照下さい。
郵便局への転送手続き
3月は重要書類の送付も多く、転送願いを出していないと書類が第三者の手に渡ってしまう可能性もあります。
必ず申請をしておきましょう。インターネットで可能です。
申請先サイトはこちらです。
転出届を出す
引っ越し前の役所で転出届をもらい、引っ越し先の役所で転入届を出す必要があります。
特に遠方に越す場合は忘れると面倒です。
忘れないようにしましょう。
引越し後
- 転入届提出・マイナンバーカード・運転免許証の住所変更
- 自動車の登録変更・車庫証明の発行
- 医師賠償責任保険への加入
- 参考書・仕事に必要なアイテムをそろえる
転入届提出・マイナンバーカード・運転免許証の住所変更
引越し先の役所に転入届を提出に行きましょう。
また、マイナンバーの住所変更も同じ時に行っておきましょう。
運転免許証の住所変更については警察署に届け出ます。
何度も行くのは手間なので一度に済ませるようにしましょう。
自動車の登録変更・車庫証明の発行
警察署で車庫証明を発行し、その後陸運局で車検証の住所変更を行います。
運転免許証の住所変更の際に車庫証明も発行しておきましょう。
住所変更系の手続きで結構時間が取られますし、平日しか行ってくれないものもあります。
なるべくまとめて済ませましょう。
医師賠償責任保険への加入
最近医療訴訟が増えていますし、研修医も訴訟に備え保険に入っておく必要があります。
多かれ少なかれ患者さんに針を刺したりといった侵襲を伴う処置を行う以上は入っておく必要があります。
勤務先の病院で勧められる場合もあります。(団体割が適応になるものもあるため)
先輩などに確認しておきましょう。
参考書・仕事に必要なアイテムをそろえる
白衣・スクラブ・靴・印鑑など勤務に必要なものを揃えましょう。
特に印鑑は予備のものも含めて勤務前に買っておきましょう。安いので可です。
合間または勤務開始後にやっておくべきこと
下記のことについては医籍登録申請後から勤務開始後早期までには行っておきましょう。
- 医師向けポイントサイト(m3等)の登録
- クレジットカード作成
- 銀行口座作成
- 証券口座・NISA口座開設
医師向けポイントサイトの登録
医籍番号が求められるので番号がわかってから各種サイトに登録しましょう。
主なサイトとしては下記があります。
- m3
- ケアネット
- 日経メディカル
- Medpeer
- PLAMED
- MCI/Medure
- medical tribune/IQVIA
紹介キャンペーンがあるものもあります!
各ポイントサイトのポイントの稼ぎ方についても紹介しているので併せてご覧ください。
m3には紹介キャンペーンがあります! 登録方法も記事内で解説あり
紹介キャンペーンあります! 登録方法も記事内で解説あり
紹介キャンペーンはありません。 登録方法は記事内で解説
紹介キャンペーンがあります! 登録方法も記事内で解説あり
紹介キャンペーンがあります!
登録については個人情報が必要なので私のXアカウントに紹介希望の旨をDM下さい
紹介キャンペーンがあります! 登録方法は記事内で解説
クレジットカード作成
少なくとも証券口座用・普段使い用のカードは作っておきましょう!
証券口座によってお勧めのカードも変わります。
詳しくは長くなるので別記事で解説しています。
お勧めは三井住友ゴールドカードNLまたは楽天カードです。
銀行口座作成
勤務先のATMを確認して自分の現在の銀行が取引可能かと手数料はかからないか見ておきましょう。
勤務が始まると、夜にしか銀行に行けないということもあるかと思います。
コンビニでの手数料も積み重なると馬鹿になりませんので、コンビニで手数料無料で取引が可能なネット銀行口座も持っておくと良いでしょう。
おすすめのネット銀行についても別記事で解説しています。
証券口座・NISA口座開設
NISAとは「株で得た利益が非課税になるシステム」です。
散財しなければ初期研修医のうちからお金には少しの余裕ができるはずです。
貯金しておくよりは新NISAへの積み立てを行う方が長期的に見た場合のメリットが大きいです。
開設しておいて損はないでしょう。
NISAについて
証券口座の開設方法について
お勧めの新NISA積み立て方法について
は別記事で解説しています。下記記事も参照ください。
おわりに
今回は国試後から勤務開始までにやるべきこと・やっておいた方が良いことについて解説させて頂きました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
国試後は医学以外の勉強を行うのにも適した時間です。
医学の他に学ぶべきは『投資』『節税』についてです。
後々役に立ってくると思います。
投資初心者の方へのお勧め書籍も紹介させて頂いております。
良ければご参照ください。
『インデックスファンドの父』と呼ばれるボーグル氏の書籍です。
インデックス投資が他投資と比べてどのように優れているのかを解き明かしていく本になります。長期投資の重要性を改めて教えてくれる本です。
個人投資家向けに株式などの資産価格やバブルの歴史を語り、無数にある新旧の投資手法について分かりやすく紹介したうえで、インデックス運用の利点を解説しています。
またインデックス運用のほかにテクニカル分析・ファンダメンタル分析といった分析手法と信頼性についての解説や、ESG・仮想通貨など近年の投資商品についても分かりやすく説明してくれています。
これから投資を始める人にぜひ読んでいただきたい名著です。
当サイトでは、医師の資産形成・ポイ活についてメインで紹介をしています。
また、初期研修に向けてのお勧めの『医学書』についても紹介しております。そちらもよければ参照ください。