【クレカ・ポイント】目的別お勧めクレジットカードについて
はじめに
今回はお勧めのクレジットカードについて目的別に紹介していきます。
前に話していた三井住友カードゴールドNLの他にもお勧めがあるんですか?
そうですね。
三井住友カードゴールドNLはSBI証券でカード積立をする人・年間100万円ほどのカード利用がある人にはお得です。
ただ、カードによって還元率の高い店が違ったり、交通系に強いものがあったりします。
目的ごとで使い分けるのがお勧めです。
そんなにいっぱい管理できない気がします。
いくつかカードを紹介するのでその中から自分にとってお得になるものを管理しきれる分だけまずは作成してみましょう。
意外とこの支払はこのカード、というように慣れてきますよ。
- 新社会人の方・初期研修を控えた方
- お勧めのクレジットカードを知りたい方
- 用途別にお勧めの(年会費無料の)クレジットカードがわかる
- 自分の生活スタイルに適したクレジットカードがわかる
目的別お勧めクレジットカード
A)投信カード積み立て用
投信カードの積み立て用クレジットカードとしては口座を持っている証券会社で考えるのが良いでしょう。
人気の『SBI証券』『楽天証券』ならそれぞれ三井住友カード、楽天カードといった具合に組み合わせが決まっています。
①三井住友カードゴールドNL(×SBI証券)
まずはじめに私が度々お勧めとして挙げている三井住友カードゴールドNLの紹介です。
まずポイントのおさらいです。
- クレジットカード還元率が実質最大1.5%
- 月5万円の投信積立をクレジットカード決済できる(1%のポイント還元)
- 年間100万円を一度でも利用すると永年年会費無料
- コンビニ等でのタッチ決済の利用で最大7%ポイント還元
①クレジットカード還元率が最大1.5%
このカードの通常の還元率は0.5%とゴールドカードとしては正直物足りません。
ただ、年間100万円の利用で10000ポイントが還元されます。
100万円丁度の利用で
通常の還元5000P+100万円利用による10000P=15000P
つまり還元率1.5%になります。
よって年間100万円のカード利用がある人にお勧めです。
②月5万円の投信積立をカード決済可能(1%のポイント還元)
SBI証券でカード積み立てを利用する人には必須です。
投資信託の購入には1%の還元が入ります。
還元で得られるポイントはVポイントでポイント投資にも使用可能です。
③年間100万円を一度でも利用すると永年年会費無料
これも以前お伝えした内容ですが、年間100万円の使用を1度達成すると永年年会費無料になります。(初年度は年会費5500円がかかります。)
④コンビニ等でのタッチ決済の利用で最大7%ポイント還元
『スマホでタッチ決済』を利用することでセブンイレブン等のコンビニやドトール等の飲食店での決済時に7%の還元が受けられます。
対象店舗の詳細についてはこちらをご覧ください。
コンビニの利用が多くなってしまう医師にもお勧めです。
②楽天カード
続いて楽天証券ユーザーに必須の楽天カードについてです。
楽天証券ユーザーでなくとも汎用性の高いカードでありお勧めです。
まずはポイントです
- クレジットカード還元率が1%
- 月10万円の投信積立をクレジットカード決済できる(0.5%のポイント還元)
- 通常の楽天カードは年会費無料
- 連携サービスが多い
- 楽天ポイントの使えるお店が多い
①クレジットカード還元率が1%
先ほどの三井住友カードは通常の還元率は0.5%と低いです。
楽天カードは使用金額によらず1.0%還元率なので汎用性は高いです。
楽天Payに楽天カードからチャージすることで最大1.5%の還元率にすることも出来ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
よって普段使いとしては
楽天Payが使用可能なら楽天Payで支払う。
楽天Payが使用できないなら楽天カードで払う。
が最適です。
②月10万円の投信積立をクレジットカード決済できる(0.5%のポイント還元)
クレカ積み立ての上限額は月5万円ですが、楽天キャッシュと併用することで月10万円までの積み立てが可能です。
- 5万円分をクレジットカードで積み立てる
- 5万円分をカードから楽天キャッシュにチャージ➡楽天キャッシュで積み立てる
新NISAで積立枠が年間120万になったことを考えると月10万円の積み立てが可能なのは嬉しいですね。
詳しくはこちらをご覧ください。
③通常の楽天カードは年会費無料
年会費は無料です。
④連携サービスが多い
『楽天証券』『楽天市場』『楽天ふるさと納税』『楽天ペイ』『楽天銀行』など連携サービスが多いです。
またグループサービスをより多く使うほど、SPU(スーパーポイントアッププログラム)によりポイント還元率が上がっていきます。
SPUの詳細についてはこちらをご覧ください。
⑤楽天ポイントの使えるお店が多い
ポイントがいくら貯まっても使い道が限られていてはあまり嬉しくありません。
楽天ポイントは楽天証券でポイント投資に使用することも出来ますし、ポイントの対象店舗も多いです。
そのためポイントの出口戦略には困らないでしょう。
対象店舗についてはこちらをご覧ください。
楽天カードをお勧めする人は
①楽天証券ユーザーには必須
②普段使いのカードとしてはほぼすべての人にお勧め
です。
③マネックスカード(×マネックス証券)
- クレジットカード還元率1.0%
- 月5万円の投信積立をクレジットカード決済できる(1.1%のポイント還元)➡月10万円にUP予定
- 1度の使用で年会費無料(※投信積み立ても対象)
①クレジットカード還元率1.0%
還元率は1.0%と及第点ですが、普段使いのカードとしては先述の楽天カード・後述のリクルートカードがお勧めであり、敢えて使用する必要はないです。
最大のメリットは次の②です。
②月5万円の投信積立をクレジットカード決済できる(1.1%のポイント還元)
これが最大のメリットです。
投信積み立てに対して1.1%のポイント還元は年会費無料のカードでは最高水準です。
③1度の使用で年会費無料(※投信積み立ても対象)
先ほど年会費無料と言いましたが、一応年会費は550円かかります。
しかし、1度の使用で無料になり投信積み立てもその対象です。
つまり投信積み立てを行う場合は年会費無料になります。
マネックスカードをお勧めする人は
マネックス証券で投信積み立てを行う人です。
普段使いのカードとしては他に優秀なものがあります。
投信積み立てだけで見れば最高水準のカードです。
マネックス証券で投信積み立てを行う人には必須です。
B)普段使いに
続いて生活費等の普段使いに優秀な汎用性の高いカードです。
①リクルートカード
まず最初にポイントを提示します。
- クレジットカード還元率が1.2%(特に条件なし)
- 電車の定期や光熱費も常時1.2%還元
- 年会費無料
- 貯まるリクルートポイント➡Pontaポイントに変換可能
①・②クレジットカード還元率が1.2%(特に条件なし)
強い点は常時1.2%還元。これにつきます。
他のカードだと水光熱費の還元率は低下することが多いのですが、このカードは1.2%還元のままです。
カードの使い分けが面倒な方にもお勧めです。
③年会費無料
年会費無料で、特に条件はありません。
④貯まるリクルートポイント➡Pontaポイントに変換可能
カード使用によりリクルートポイントが貯まりますが、これはPontaポイントに変更が可能です。
ポイントの出口戦略にも困りません。
リクルートカードは普段使いにお勧めのカードの1つです。
いろいろなカードを使い分けるのが面倒な人
にお勧めのカードです。
②楽天カード
楽天カードは普段使いとしてもお勧めのカードです。
先述のため割愛させて頂きます。
③P-one Wizカード
あまり馴染みがないかもしれませんが、このカードも普段使い用としてお勧めです。
まず最初にポイントです。
- クレジットカードの利用金額が自動で1%オフになる
- 貯まるポケットポイント➡キャッシュバック可能
- 利用額が25万・50万・100万・150万でボーナスポイント
- 年会費無料
①クレジットカードの利用金額が自動で1%オフになる
このカードは少し特殊で、自動的に1%オフになる仕組みがあります。
普段のショッピングや、光熱水費、ふるさと納税の支払いも対象です。
つまりクレジットカードで購入できるものならほぼ何でも1%オフで購入できるということです。
※一部対象外のものもああります。詳細はこちらを参照ください。
②貯まるポケットポイント➡口座にキャッシュバック可能
使用1000円につき1ポケットポイントが貯まります。
そして1ポケットポイントあたり3円換算で口座にキャッシュバック可能です。
③利用額が25万・50万・100万・150万でボーナスポイント
三井住友カードゴールドでは100万円で10000ポイント付与されますが、その小刻み版です。
25万で300P、50万で600P、100万で1000P、150万で1500P付与されます。
そして先の通り1ポイント=3円換算なので×3でキャッシュバックされます。
④年会費無料
年会費はかかりません。特殊な条件もありません。
とてもお得なカードですが、注意点があります。
支払いのデフォルトがリボ払いになっています。
重要なのでもう1度。
支払いのデフォルトがリボ払いになっています。
そのため、必ず初期設定の段階で1回払いに変更をしておきましょう。
C)ネットショッピングの多い方
①Amazon Master card
Amazonでの買い物の多い方にお勧めです。
- Amazonでの買い物に1.5%または2.0%還元(Prime会員)
- クレジットカード還元率1.0%
- 年会費無料
①Amazonでの買い物に1.5%または2.0%還元(Prime会員)
1番のメリットです。
通常会員で1.5%、Prime会員で2.0%のポイント還元がAmazonで受けられます。
②クレジットカード還元率1.0%
通常の還元率は他のカードの方が高いです。
③年会費無料
年会費無料です。特別な条件もありません。
②JCB カードW
Amazonでの買い物であればJCBカードWも最高効率カードです。
- Amazonでの買い物で2.0%還元
- クレジットカード還元率1.0%
- 年会費無料
①Amazonでの買い物で2.0%還元
1番のメリットです。
2.0%のポイント還元がAmazonで受けられます。
Prime会員である必要もありません。
②クレジットカード還元率1.0%
通常の還元率は他のカードの方が高いです。
③年会費無料
年会費無料です。特別な条件もありません。
D)交通系
①ビックカメラVIEWカード
JR東日本ユーザーにお勧めのカードです。
- Suicaオートチャージ
- ビックカメラでの買い物で最大11.5%ポイント還元
- 年会費が実質無料
- 通常ポイント還元率は1.0%
①Suicaオートチャージ
Suicaのオートチャージ機能付きです。
また、クレジットチャージで1.5%還元されます。
②ビックカメラでの買い物で最大11.5%ポイント還元
SuicaにチャージしてSuicaで支払うことでチャージ1.5%+ビックカメラでの買い物10%の11.5%の還元が受けられます。
③年会費が実質無料
通常のVIEWカードでは年会費が524円かかります。
しかし、ビックカメラVIEWカードでは年1回の決済があれば年会費が無料になります。
④通常ポイント還元率は1.0%
普段使いのカードとしては他のカードが有用です。
ビックカメラVIEWカードは
JRを多く使用する方にお勧めです。
ビックカメラでの買い物の時も還元率がお得になるので使っていきましょう。
②ENEOSカード
車の利用が多い方にはお勧めです。
ENEOSカードには3種類(C・P・S)がありますが、ここでは年会費(実質)無料のSかーどについてです。
ポイントとしては
- ガソリン・軽油が2円/L引き
- 灯油が1円/L引き
- ロードサービス無料
- 年会費が実質無料
- 通常ポイント還元率は0.6%
①・② ガソリン・軽油が2円/L引き 灯油が1円/L引き
お得に給油が出来ます。車が通勤に必須な人等にお勧めです。
③ロードサービス無料
ENEOSのロードサービスが無料で受けられるためもしもの時も安心です。
④年会費が実質無料
ENEOSカードSは年1回利用すると翌年無料です。
ENEOSでカードで給油すれば達成ということになるため実質無料です。
⑤通常ポイント還元率は0.6%
通常の還元率は良くないです。ENEOSで使用しましょう。
E)趣味用
セゾンゴールドプレミアムカード(映画鑑賞好きな方)
このカードは映画館でよく映画を見る方にお勧めの1枚です。
- クレジットカード還元率は0.5%(50万円使用毎に0.5%還元)
- 映画館でいつでも映画料金1000円
- 年間100万円を1度でも利用すると永年年会費無料
- 対象店舗で最大5%ポイント還元
①クレジットカード還元率は0.5%(50万円使用毎に0.5%還元)
正直ゴールドカードとしては還元率は低いです。
50万円使用で0.5%還元されるため最大1.0%の還元にはなります。
②映画館でいつでも映画料金1000円
『選べるゴールド優待』がありその中に毎月3回まで映画館の料金が1000円になるというものがあります。
1度100万円使用を達成すれば、ずっとお得に映画が見れるのは映画好きな方はうれしいでしょう。
③年間100万円を1度でも利用すると永年年会費無料
このカードにも三井住友カードゴールドと同じく100万円修行があります。
通常だと11000円の年会費がかかります。(初年度は必ず年会費がかかります。)
1度達成すればよいです。
④対象店舗で最大5%ポイント還元
コンビニ等で最大5%の還元が受けられますが、この点については三井住友カードゴールドのタッチ決済が優秀です。
セゾンゴールドプレミアムカードは
映画館で映画を見るのが好きな方にお勧めです。
三井住友カードゴールドNLの100万円修行が終わったら、こちらでも取り組んでみてはどうでしょうか。
おわりに
多すぎて分からなくなってきました。。
自分の管理できる範囲でお得に使えるようにしていきたいですね。
証券用のカードと普段使い用のカードはとりあえずもっていていいと思います。
各々の生活スタイルで最適な組み合わせも変わってくるので、各カードの特徴についてよく知っておく必要があります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
良ければ、クレカ積み立てについての記事もご覧ください。