SBIクレカ積み立て改悪 今後は何がお勧めか
はじめに
クレジットカードでの投資信託の積立額の上限が従来の5万円から10万円にUPされました。
これを受けての各証券会社の対応について先日まとめ記事を作成しましたがSBIはその時点では還元率が未発表でした。
先日遅れてSBI証券も還元率を提示したのですが『改悪』とSNSでも話題になっていました。
今回はその内容と今後取るべき対応について考えていきます。
- 三井住友カード利用者または利用を検討されている方
- SBI証券利用者または利用を検討されている方
- 三井住友カードのカード積み立て還元率は『利用額』で変動するようになる
- 年間300万円の利用があればプラチナプリファードが最適解
- 年間300万円の使用が無ければゴールドNL(修行済)が最適解
- プラチナプリファード作成してしまった方も『初年度は』十分元は取れる
SBI×三井住友カード 還元率一覧
まず今回の一番の変更点はカードの利用額に応じて還元率が変わるようになったことです。ただし、積み立て投資額はその利用額には含まれません。
まず一覧で提示させて頂きます。
プラチナプリファード 還元率1.0%〜3.0%
年間利用額
- 300万円未満:1.0%
- 300万円以上:2.0%
- 500万円以上:3.0%
ゴールドカードNL 還元率0%〜1.0%
年間利用額
- 10万円未満:0%
- 10万円以上:0.75%
- 100万円以上:1.0%
三井住友カード(NL)
年間利用額
- 10万以上:0.5%
- 10万未満:0%
三井住友カードを積み立て投資のみで利用していた方にとっては『改悪』と言っていいでしょう。
メインカードとして使用していた方は影響は少ないかと思います。
どのカードがお勧め?
今回の改変を受けて三井住友カードゴールドNLとプラチナプリファードの損益分岐点にも影響がありました。
以前までは年間約180万の利用(積み立て投資以外)があれば、年会費も考慮した還元率は三井住友カードゴールド(修行済)<プラチナプリファードでした。
今回の改変後については三井住友カードゴールド<プラチナプリファードとなる損益分岐点は『300万円』です。
年間300万円のクレジットカード利用はなかなかないかなと思います。
よって、大体の方の最適解は『三井住友カードゴールドNL』で『100万円』を使用する。
になるかと思います。
カード利用額には税の支払い等も含まれるので、納税額の多い医師は他の生活費等もまとめれば100万は超えるかと思います。
プラチナプリファードを作ってしまった方
ここまで読んで『プラチナプリファードを作ってしまった。。』
と思っている方もいるかと思いますが、今年に限り元は十分取り戻してプラスにすることが可能です。
その方法とは
- 作成後最初の3か月で40万円を使用する(40万修行)➡4万P
- 投資信託カード積立➡3万P
- 紹介での作成➡1万P
上の3つで十分年会費の元は取れてプラスになります!
順に説明していきます。
最初の3か月で40万円利用で4万P
作成後最初の3か月で40万円利用すれば4万Pが還元されます!
カード積み立てはこれには含まれません。
投資信託のカード積み立てで3万P
今現在プラチナプリファードの還元率は5.0%とぶっ壊れの還元率になっています。
先ほどの利用額に応じた還元率は2024年11月積み立て分から適応になります。
つまり、最近プラチナプリファードを作成した方は2024年5月から10月までのカード積み立てに対する還元は5.0%で受けられることになります。
『月に10万円積み立て×6か月分×5.0%還元=3万P』で積立額に応じて最大3万Pということですね。
紹介キャンペーンでの作成で1万P
三井住友カードは紹介で作成するとポイントが入ります。
プラチナプリファードの場合は1万Pが手に入ります。
①②③だけで8万Pを『初年度は』獲得できます!
年間300万円は使わないけどプラチナプリファードを作ってしまった。。
という方は10月分積み立て終了までは保有し、以降は解約を検討していいと思います。
①③については以前プラチナプリファードを紹介したこちらの記事も
読んでいただければと思います。
おわりに
最後にまとめです!
- 三井住友カードのカード積み立て還元率は『利用額』で変動するようになる
- 年間300万円の利用があればプラチナプリファードが最適解
- 年間300万円の使用が無ければゴールドNL(修行済)が最適解
- プラチナプリファード作成してしまった方も『初年度は』十分元は取れる